涼子と後輩でランチをしているときに思わぬ話を聞いた。
涼子の式中、あちこちの席で連絡先交換が行われていたらしい。
私が号泣しているなか、みな上手くやっていたわけだ(笑)
「 涼子さんの結婚式はお見合いパーティみたいになってたってことですかね(笑)」
「 感謝してもらわなきゃねーー。」
後輩の話によると、涼子、涼子の旦那さんの両方の招待客に独身者が多かったため披露宴、2次会でかなりの連絡先が交換されていたらしい。
しかも涼子の旦那さんの会社が大手企業なのでこちら側の招待客(女性)のほうが積極的だったとのことだ。
涼子の結婚式には会社の女の子がかなり招待されていた。
そんな訳で、いま私たちの部署のあるフロアはにわか合コンブームが起こっているらしい。
涼子から相談を受けていたのだが、披露宴の席は独身者はなるべく独身者同士でまとめるという方向で配置されることになっていた。
新郎新婦ともに招待客が婚活どまんなかの世代なので、お役に立てればというサービス精神からだ。
涼子側の招待客を先輩・同期・後輩、関係性などを考慮して席配置を決めていったのだが、それはそれでなかなか大変だった。
「 美香さん、来週の金曜日にこの前言ってた合コンをやろうと思うんですけど大丈夫ですか? 」
「 うん、大丈夫。いつでもいいよ。」
「 誰と、誰と? 」
「 えっと、涼子さんの旦那さんの会社の中村さんって人達とです。私と同じ席にいた人達。」
私と涼子は目を見合わせて、後輩の席に誰が配置されていたか思い出そうとした。
確か後輩の席には旦那さんの会社の同期と後輩がいたはずだ。
二人で同時に思い出したらしく、「あーあーあーー」とうんうん頷いた。
食事が終わった後、涼子と二人でトイレに化粧を直しに行った。
「 美香、同じ席にいた鈴木さんって覚えてる?」
「 うん。あごひげの人でしょ。」
「 そうそう、あの人が美香のことイイって言ってたって。」
「 えーー、私かなり顔ぐちゃぐちゃだったけど。どんな趣味(笑)」
「 あはは、確かに。でも旦那がそう言ってたよ。で、今度うちでみんなで食事でもどうかって。」
「 いいよ、行く行く!まだ新居行ったことないし。」
「 まだ片付いてないんだよねぇ。集まる前に片付けないとねぇ。。。」
昼休みが終わって席に戻るとPCのスクリーンにIPメッセンジャーがピコピコしていた。
開くと経理部の同期からで、これまた合コンのお誘いだった。
まさかこれも披露宴絡みかと思ったけれど、全然別件の合コンだった。
どうしようか迷ったけれど、彼女には前に合コンでの借り(ピンチヒッターをお願いした)があったのでOKと返事をした。
こうも立て続けに誘われるということは婚活の波?が来ているのかなぁ。。。。